松之山には140種近くの野鳥が生息しており、里山のシンボルであるサシバや絶滅危惧種のブッポウソウ、ミゾゴイなどの珍しい野鳥が見られることから、松之山は、「野鳥の宝庫」とも呼ばれています。旧松之山町のシンボル的存在のアカショウビンは、町一番の人気の鳥で、平成15年に旧松之山町が建てた里山科学館のニックネームの「キョロロ」は、このアカショウビンの「キョロロロロ・・・」という鳴き声から付けられました。
また、松之山には1953年(昭和28年)に設立された伝統ある野鳥愛護会があり、現在も毎月定例探鳥会を行っています。5月末のアカショウビンの季節の探鳥会には60名を超える野鳥フアンが集まり、鳥のさえずりに耳を傾けます。


アカゲラ


カケス


カワラヒワ


シジュウカラ

今年松之山地域内では、カメラマンの営巣地への過干渉により、残念ながら野鳥が営巣放棄する事案が発生しています。また、交通の妨げとなる駐車や私有地・農地への立ち入りなど、地域住民の方々がお困りになられているケースがあります。
バードウォッチングを楽しまれる皆様には、改めて野鳥観察のルール・マナーを順守し、野鳥の営巣などに負担をかけない、また住民へご迷惑とならないようお願いいたします。
「森の学校」キョロロHPより
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