4月に入っても荒れる空模様に、春が待ちどおしいこの頃です。春の嵐の後のつかの間の晴れ間、西の空に一段と明るく輝く金星が美しい。東方最大離隔を過ぎて、今月30日に最大光度－4.5等になり、昼間でも見ることができる明るさになります。
金星がちょうどプレアデス星団（すばる）の側にあり、その対比は一際美しいです。
キョロロの塔の真上には、一等星アルデバランを含むおうし座のヒヤデス星団が見えます。
木星は、西の空に低く明るく輝いています。地球からどんどん遠ざかっています。
西の空を賑わしている金星、木星、プレアデス星団（すばる）、ヒヤデス星団
地図へのリンクはこちら
撮影日：2012年4月4日
今日から新年度がスタート。昨日の予報とは大きく違い朝から良いお天気です。朝日にキョロロの塔も、新年度のスタートに心を新たにしているように見えました。
周りには、雪がまだ２メートル半ほど残っていて雪の壁が高い。来館者は、雪の量に驚くと同時に、高い雪の壁に感激していました。
雑木林には小鳥が舞い、林内に春の臭いを漂わせている。
キョロロの建物と雪壁の間にフキノトウが花を咲かせていました。やっぱり春だなー。
雪展が4月8日で終わります。雪の森、雪の科学、ダイヤモンドダスト、雪質、カエルの冬眠などなど、皆さんに親しまれた展示ももう少しで終わりです。春休みを利用してどうぞお出かけください。
4月14日からは、「佐藤一善写真展：美人林」と、「野に咲く花のように：藤井ふみよ絵画展」が始まります。地元の写真家と絵描きによる春を呼ぶコラボレーション。どうぞお出かけください。
地図へのリンクはこちら
撮影日：2012年4月1日
キョロロHP 十日町市立里山科学館 越後松之山「森の学校」キョロロは、雪国の里山のど真ん中に位置する小さな科学館です。雪降る里山「雪里」の生物多様性に関連した展示や豊富な体験プログラムで里山を楽しく体験し学ぶことができます。