松之山地域の田植えもほぼ終盤に近づき、標高の高いところでもまもなく田植えが終了します。
標高300mのキョロロでは、このあたりでは最後になる田植えが6月3日に行われました。40名もの参加があり、大盛況のうちに終了しました。
キョロロ玄関での開会式
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開会式の後、田植え後の慰労会の中飯でいただくぬか釜ご飯を炊くところを見学しました。もみ殻を燃料とした手のかからない昔の全自動炊飯器といってもいい道具です。
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羽釜を乗せたぬか釜で炊き始めたところ
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キョロロの田んぼで田植え前の記念集合写真
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キョロロの田んぼは、一年中水を溜めておくために生き物の宝庫です。メダカやオタマジャクシ、カエル、ヤゴなど水生生物がたくさん棲んでいます。
田植え前の田んぼで泳ぐメダカ
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いよいよ田植えです。田植えの仕方の説明をしっかり聞いています。
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田植えで使う稲の苗は、保温折衷苗代で育てた苗です。
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一尺真四角(約30センチ四方)に引かれた縦と横の線の交点に3本ずつ苗を植えていきます。
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「おっとと」尻餅をついてしまいました。
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一般の参加者も、慣れない手つきながらも田植えを進めました。
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地元の方々の協力は絶大です。あっという間に田植えが進んでいきます。
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地元協力者の田植えの様子
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地元協力者の中には、小学2年生のお子さんも参加協力していました。
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7畝と3畝の2枚の田んぼで合わせて1反の広さの田植えの様子です。1畝(いっせ)は100㎡です。2枚合わせて1000㎡になり、ちょうど1反となります。
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田植えが終わった田んぼの苗に、早速オオイトトンボがやってきて産卵していました。
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さて、田植え終了後のお楽しみの時間です。恒例のホウの葉まんまによる慰労会です。
田植えが無事に終了したことを祝い、秋の黄金色の実りを祈念する地元に伝わる行事です。2枚のホウの葉を十字に交差させ、きなこを敷き白いご飯を載せ、さらにその上にきなこを掛けてホウの葉を合わせて握ります。ホウの葉の香りがきなこご飯に移ります。このときは、ホウの葉の良い香りが漂う心安らぐひとときとなります。
ホウの葉まんまを自分で握る参加者
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ホウの葉まんまで中飯をいただく参加者の皆さん
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秋には、一般の参加者お一人につき収穫したお米1㎏ずつお届けします。この後の田の草取りや稲刈りにもご参加ください。
さて、秋の実りを祈りましょう。皆さんありがとうございました。
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撮影日:2018年6月3日