Archive for 10月, 2023

【美人林のものがたりを探ろう】秋・冬季企画展「美人林ものがたり-里山の美しきブナの森の秘密-」

月曜日, 10月 9th, 2023

\美人林のものがたりを探ろう!/
10月14日(土)から開館20周年秋・冬季企画展「美人林ものがたり-里山の美しきブナの森の秘密-」を開催いたします。里山のブナ林「美人林」をテーマに、四季折々のブナ林の美しさの背景を、ブナ林に関わる里山の暮らしや、雪国ならではのブナの生態から紐解きます。本企画展は平成29年度秋-冬季企画展のアンコール展です。「美人林の名付け親は?」「美人林の地下にトンネルがある!」「美人林のブナが弱っているって本当!?」といった多数のトピックをご紹介し、様々な美人林のものがたりに触れることができる企画展です。冬の美人林を疑似散策できるVR体験や、四季の美人林のドローンでの空撮映像からも、美人林の魅力をさらに楽しむことができます。
会期は来年3月10日(日)までで、これから始まる秋の紅葉や冬のスノーシュー散策など、美人林への来訪と合わせてご覧ください。

期間:2023年10月14日(土)~2024年3月10日(日)
※展示入れ替えのため10月11日(水)~13日(金)は休館とさせていただきます。予めご了承ください。

夏季企画展「虫博」は残り5日!

金曜日, 10月 6th, 2023

好評開催中の夏季企画展「虫博-キミもめざせ!ムシはかせ-」は残すところあと5日となりました(10/9まで)。
まだという方も、もう一度という方も、ぜひお越しください!
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\今年のキョロロの夏は「むしはく」!/
「森の学校」キョロロでは、開館20周年夏季企画展「虫博(むしはく)-キミもめざせ!ムシはかせ-」を開催します。
今回の企画展では、身近な里山から世界の昆虫まで、全世界の昆虫約30のグループ(目(もく))を網羅した昆虫の多様性と特徴を紹介します。日本では見られないグループを含む、全ての昆虫の目(もく)の標本が揃う大変貴重な機会です。多くの標本や写真、クイズなどを通してたっぷりと昆虫の多様性を学ぶことができる企画展です。
【会期】2023年7月15日(土)から10月9日(月・祝)

【今年は豊作⁉】生き物にぎわう田んぼの稲刈り2023

水曜日, 10月 4th, 2023

10/1(日)にキョロロの田んぼの稲刈りを行いました。メダカが泳ぎ、オタマジャクシやカエル、水生昆虫やイナゴ、ヘビなどいろいろな生き物を育む田んぼで大きく実ったイネ。
田んぼの水を抜かないお米作り、生き物が避難できる通水路「江」づくりなど、キョロロではたくさんの生き物を観察することができる田んぼづくりを続けています。
今年も「田んぼはイネだけが育つ場所ではない」ということを、1年間体験イベントや学校の体験学習を通じて観察し学ぶことができました。
酷暑であった今年は、イネが枯れたり質が低下したりとのお話を良くお聞きしますが、中干しをしないキョロロの田んぼでは昨年よりも収量が多くなりました。

稲刈りは、里山の農業に触れることができるキョロロの定番イベントです。
今年も皆さんのご協力のもと、田植え、田の草とりを経て、稲刈りを無事迎えることができました。
稲刈りにも多くの皆さんからご参加いただき、今回も地域の方々を師匠に里山の稲刈りを学び体験しました。
子どもたちも泥だらけになりながら頑張ってくれました!




水を抜かないキョロロの田んぼはぬかるんでいます。
足元を見るとメダカやコオイムシが泳ぎ、タニシやカエルの姿も。

稲刈り後の田んぼに、さっそくトンボが産卵する姿も見られました。田んぼが様々な命を育む場所であることを改めて実感します。
地域方々からは、手を切らないイネの刈り方、藁を使った結わい方、稲束をくるっと回転させた結わい方など、里山のお米づくりに関するいろいろな知恵や技を教えていただきながら、稲刈りは進みます。
田んぼ仕事の知恵や技がキラリと光ります。




刈った稲は、キョロロの駐車場に設営した「はさ」に掛けて乾燥します。今年もキョロロの正面にはさ場を作りました。
結わいた稲の渡し方、掛け方など、はさ掛けにもいろいろなコツがあることを教えていただきました。




今年のお米の出来はどうでしょうか?楽しみです。
田植え、田の草とり、稲刈りにご参加いただいた皆様には新米をお届けいたします!
どうぞお楽しみに!