Archive for 5月, 2024

講演会「ガガンボと新種の話」をYouTubeライブで配信します!

水曜日, 5月 15th, 2024

「森の学校」キョロロでは、国際博物館会議(ICOM)の制定する「国際博物館の日」(5月18日)記念事業として、2023年に新種記載された「キョロロコケヒメガガンボ」に関するイベント・講演会・ミニ展示を開催します。詳細は以前のブログで告知した通りです

この記念事業ではキョロロを会場に講演会を開催し、YouTubeライブにて同時配信の予定です。キョロロにお越しになれない方も、ご自宅から公演の様子をご覧いただけます(下記のURLからアクセス!)。

講演会「新種キョロロコケヒメガガンボ、発見秘話!」
【日時】令和6年5月25日(土)午後1時30分~2時30分
【講師】加藤大智 博士(元キョロロ研究員)
【定員】30名 ※要入館料(一般600円、中学生以下無料)
【その他】YouTubeライブで同時配信。ご自宅からでもご覧になれます(https://youtube.com/live/NqKMgQ4x7r8)。

【タニウツギの季節へ】5月の花ごよみしらべ

日曜日, 5月 12th, 2024

5月11日(土)に5月の「花ごよみしらべ」を開催しました。
里山は春の花々から初夏の花々へ一気に変化しています。今回は42種の開花した植物を観察することができました。

▲キョロロ玄関付近のタニウツギ。「カジバナ(火事花)」とも呼ばれ、屋内に入れることを忌み嫌われました。
田植えシーズンの始まりを象徴する花でもあります。

▲珍しい白花のタニウツギもありました。「シロバナウツギ」という標準和名がついています。

▲ウリハダカエデの花(雄花)も花盛りです。

▲レンゲツツジも咲き始めました。毒があり注意です。

▲ヒロハテンナンショウ

▲マムシグサ

▲フジ。今年はフジの花が非常に多い印象があります。里山のいたるところで開花しておりますが、フジの繁茂は里山に人の手が入らなくなった結果でむあります。

▲ミツバアケビの雄花と雌花。秋にはアケビが楽しみです。

▲林内ではチゴユリの季節です。可憐な小さな花を下向きに咲かせています。

▲オオイワカガミ。常緑の植物ですが、若葉も出始めました。林内で薄ピンク色の花が彩を添えています。

▲ウワミズザクラ。「アンニンゴ」とも呼ばれ、若い花穂と未熟の実は塩漬けにし食用にもなります。

日向は汗ばむほどの初夏の装いで、日陰や林内を中心に散策しながら花々を観察しました。
次回は6月1日(土)の開催となります。皆様のご参加おまちしております!

定例探鳥会(4月)の報告とこども探鳥会(5月)のご案内

水曜日, 5月 8th, 2024

4月の定例探鳥会の報告

令和6年(2024年)4月27日(土) 午前5時~8時 天気:薄曇り 開始時の気温11℃
参加者は大人16人、小学生5人、合計21人でした。まだ薄暗い駐車場では、クロツグミの囀りが響き渡り、すぐそばのブナの若木の梢でホオジロが盛んに囀っていました。冬鳥のカシラダカとアトリはそれぞれ群れで動いていて、森の中からはカシラダカの囀りが賑やかに聞こえてきました。この季節の探鳥会は、留鳥の他に冬鳥、夏鳥、さらには移動途中の鳥も見られる絶好の機会であります。

確認した野鳥は次の36種でした:オシドリ、カルガモ、キジバト、カワウ、アオサギ、ツツドリ、コチドリ、サシバ、フクロウ、カワセミ、オオアカゲラ、アオゲラ、サンショウクイ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、ヤブサメ、メジロ、ゴジュウカラ、クロツグミ、キビタキ、オオルリ、スズメ、キセキレイ、アトリ、カワラヒワ、イカル、ホオジロ、カシラダカ、ノジコ


▲ 探鳥会開始時の様子


▲ 探鳥会の様子


▲ オシドリ


▲ サシバ


▲ サンショウクイ

5月のこども探鳥会のご案内

まつのやま学園を会場に、小中学生向けの探鳥会、「こども探鳥会」を下記の日程で開催します。どなたでも参加できます。小学3年生以下は保護者同伴でご参加ください。参加をご希望の方は開始時刻までにまつのやま学園駐車場にお集まりください。

【日時】令和6年5月11日(土) 午前8時~9時30分
【集合】まつのやま学園駐車場(雨天の場合はまつのやま学園のピロティ)
【探鳥コース】まつのやま学園周辺
【その他】探鳥後、鳥合わせをして解散します。

最近撮影された野鳥


▲ オシドリ


▲ カルガモ


▲ カワウ


▲ コチドリ


▲ サシバ


▲ カワセミ


▲ モズ


▲ クロツグミ


▲ コサメビタキ