川虫しらべ 2022年8月活動報告

今回が初めてとなる市民協働調査「川虫しらべ」は、2022年8月28日の午前中(10:00~12:00)に実施されました。
小雨が降り、コンディションはあまりよくありませんでしたが、3組5名の皆さんにご参加いただきました。
今年度はキョロロ敷地内にある小坪野沢で調査を行っています。


採集方法のレクチャーの様子
この調査では川虫採集用の手網を使っています。


採集している様子
小さな沢で皆さんが一生懸命に川虫を探しています。


採集された川虫を観察している様子
とれた川虫は白色トレーに入れると観察しやすいです。

さて、小坪野沢は小規模な川ではありますが、今回の調査によって20種強の川虫が記録されました。
その多くが水生昆虫で、そのほとんどが幼虫です。
下の画像にまとめたもののほかに、チラカゲロウ、フタツメカワゲラ属の一種、ヒメハバビロドロムシ、イシビル科の一種、ナミウズムシが記録されました。



今回の調査で確認された川虫
1, モンカゲロウ; 2, ニホンカワトンボ; 3, コシボソヤンマ; 4, オニヤンマ; 5, ヤマサナエ; 6, フサオナシカワゲラ属の一種, 7, オオコオイムシ; 8, ヘビトンボ; 9, センブリ属の一種; 10, キブネクダトビケラ; 11, カクツツトビケラ属の一種; 12, ガガンボ属の一種; 13, ホソオビヒメガンボ属の一種; 14, ブユ科の一種; 15, ミズムシ; 16, サワガニ; 17, カワニナ; 18, マルタニシ.

川虫は季節によって川のなかにいる種類が変わります。
別の季節に調べてみると、今回とれなかった種類が見つかるかもしれません。
次回の川虫しらべは、9月25日(日)を予定しております。
皆さんのご参加をお待ちしております!

ナイトミュージアム2022

暗闇に浮かぶ標本やアート作品、夜になると活発になる夜行性の生き物など、夜のミュージアムには昼間とは違ったいろんな発見があります。
そんな夜のミュージアムを探検するイベント「ナイトミュージアム」を8/13(土)に開催しました。
台風接近中であいにくの雨模様となりましたが、森ではカブトムシやカエルの姿、野ネズミを観察できました。

館内では、懐中電灯を持ちながら謎解きワークシートを使って館内探検を行いました。
開催中の「煌めきのチョウ展」で展示しているチョウをライトで照らすとキラキラと輝きます。

志賀夘助さんの蝶コレクションは、薄暗い館内でひときわ美しく照らし出されます。
ワークシートを使いながら、いろいろなチョウを探しました。


最後に、ブラックライトをある壁にあてると秘密のメッセージが・・・
ワークシートを使いながら、キョロロ館内を隅から隅まで回り、夜のミュージアムならではの発見を楽しみました!

市民協働調査 8月の定例探鳥会のご案内

8月の定例探鳥会の日程

【日時】令和4年8月27日(土)午前5時〜8時
【集合】「森の学校」キョロロ駐車場
【探鳥コース】キョロロの森(バードピア須山)から光間を通り、松口地内約3㌔を探鳥します。
【その他】探鳥後、鳥合わせをして解散します。
【定員】20名 「森の学校」キョロロにお申し込みください。
【コロナ対策】新型コロナウイルスへの感染が全国で急拡大しています。
       基本的な感染防止対策の徹底にご協力をお願いします。
       また少しでも体調に異変を感じる時は、参加を見合わせるなど配慮をお願いします。

最近撮影された野鳥の写真です。

ダイサギの亜種 チュウダイサギ

コサメビタキ

セグロセキレイの幼鳥