【自然体験インターンシップ】自然科学館の仕事に触れる

妙高市にある国際自然環境アウトドア専門学校の学生の皆さんが、「自然体験インターンシップ」の授業として5日間キョロロで自然体験活動に関わる業務を体験していただきました。
標本や展示物管理、ビオトープ管理、イベント補助など、博物館の裏方の仕事含め様々な業務をお手伝いいただきました。


松之山野鳥愛護会の活動でブッポウソウ用の巣箱づくりのお手伝い。
地域で生物多様性を守る活動を展開する市民活動にも触れていただきました。


こちらはアメリカザリガニ捕獲用の罠の設置と回収。
敷地内のため池でのザリガニ分布状況のモニタリング調査をお手伝いいただきました。


体験学習フィールドの管理活動の一環として、
ため池を覆うヒシを除去し開放水面を設けるビオトープ管理作業もしていただきました。



木工体験コーナーのサンプル制作。
キョロロ館内外にいる生物をモチーフとしてた木工作品のサンプルを作っていただきました。

その他、館内展示のワークシートの問題製作、標本の防虫剤交換、ブナの豊凶調査など、博物館活動を支える調査研究活動や展示制作などを幅広く体験しました。
国際自然環境アウトドア専門学校の学生の皆さん、大変ありがとうございました!

夏季企画展「煌めきのチョウ展」開幕しました!

7月16日(土)から夏季企画展「煌めきのチョウ展」が開幕しました。
今回の企画展では、旧松之山町出身で十日町市名誉市民である志賀夘助氏寄贈の世界のチョウコレクションを中心に、里山の身近なチョウの生態などについて、多くの標本や写真、クイズなどを通してたっぷりと紹介します。
企画展コーナーの頭上には約50種類のチョウが吊り下げられています。
世界や日本の様々な色や形のチョウたちが皆さんをお迎えしています!


世界の美しいチョウコーナーでは、志賀夘助チョウコレクションを大型の標本箱8箱でご紹介。
モルフォチョウたトリバネアゲハなど、美しい世界の蝶たちをご覧いただけます。

チョウの多様性や生態についても、パネルやクイズでたっぷりとご紹介しています。
ワークシートと共に企画展を回るとより学びが深まりかもしれません。


世界の蝶コーナーでは、アフリカ・アジア・東南アジア・南米のチョウを志賀夘助コレクションからピックアップした標本を展示しています。
志賀夘助さんの生涯についてもモニターでご紹介し、キョロロとチョウとの関係についてもご紹介しています。

チョウの鱗粉の機能を確かめるこんな体験型展示も。
チョウの翅に水滴を落とすと・・・いったいどうなるでしょう?
ぜひご体験ください!

キアゲハの幼虫やサナギも生体展示をしています。
エサのセリを毎日モリモリと食べて大きくなる幼虫たち。
蛹化(幼虫→サナギ)する瞬間や、サナギから羽化する瞬間も、運が良ければ目の前で観察することができます。


生き物のカードも夏の企画展バージョンとして、チョウのカードがボリュームアップしました!
ワークシートやお絵描きにチャレンジして、ぜひゲットしてください。

会期は7月16日(土)から10月16日(日)までです。
また、十日町市博物館との連携企画として、十日町市博物館にてミニ展示「煌めきのチョウ展」、キョロロにて「縄文土器の造形美」(写真)を開催します。
キョロロと十日町市博物館の2館に入館された方に、受付にて半券提示で博物館オリジナルシールとキョロロ特製カードをプレゼントいたしますので、ぜひ夏休みに両館にご来館ください。

7月定例探鳥会のご案内

7月の定例探鳥会の日程

【日時】令和4年7月23日(土)午前4時30分〜7時30分
【集合】「森の学校」キョロロ駐車場
【探鳥コース】キョロロの森(バードピア須山)から光間を通り、松口地内約3㌔を探鳥します。
【その他】探鳥後、鳥合わせをして解散します。
【定員】20名 森の学校にお申し込みください。
【コロナ対策】新型コロナウイルスへの感染が全国で急拡大しています。

       基本的な感染防止対策の徹底にご協力をお願いします。

最近の松之山の野鳥を紹介します。

サシバ

オシドリのエクリプス

この止まっている枝が水面に反射してハートマークを作っています。

同じ場所にカワセミがやってきて入れ替わりました。

サシバもまだ子育てに忙しいのか掴んでいるのはモリアオガエルでしょうか。村山(順)撮影

精悍なクマタカ 村山(順)撮影