6月のこども探鳥会の報告と定例探鳥会のご案内

6月11日のこども探鳥会の報告

参加者小学生15人、大人17人 合計32人

8:00~9:30。天候 曇り時々晴れ

こども野鳥の会主催探鳥会に参加する学校が、だんだん広域になってきました。市内4校の他に市外から2校の参加があり小学生は15人になりました。保護者と指導者を合わせて大人が17人と大勢になったので、今回は2班に分けて2コースに分けて探鳥会を実施しました。そのためでもありますが出現種数も33種と多くなりました。

探鳥会ではウグイスの鳴き声にけたたましいホトトギスの声が加わりさえずりが響き渡ったり、オオヨシキリやオオルリの声も合わさったりするなど野鳥の宝庫松之山らしい探鳥会となりました。

最後に鳥合わせをしているとき、国指定の特別天然記念物ニホンカモシカが校舎とグラウンドの間を北から南に悠々と歩き、ドリームランドのブナ林に入っていく姿をみんなで観察しました。

こども探鳥会で確認した鳥は次の33種でした。

キジバト、アオサギ、ホトトギス、コチドリ、トビ、サシバ、ノスリ、コゲラ、オオアカゲラ、アオゲラ、サンショウクイ、ハシボソガラス、ハシブトカラス、ヤマガラ、ヒガラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、ヤブサメ、エナガ、センダイムシクイ、メジロ、オオヨシキリ、ゴジュウカラ、ムクドリ、キビタキ、オオルリ、ニュウナイスズメ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、ノジコ

さて、6月25日は定例の探鳥会が開催されます。ヤマガラやエナガ、シジュウカラなどはひなが巣立ち賑やかなファミリーとなっています。アカショウビンの声が毎日聞こえていますがなかなか姿を見ることはできません。運が良ければ目の前を飛ぶ真っ赤なアカショウビンに会えるかもしれません。参加される方は事前に「森の学校」キョロロにお申し込みください。

6月の定例探鳥会のご案内

【日時】令和4年6月25日(土)午前4時30分〜7時30分
【集合】「森の学校」キョロロ駐車場
【探鳥コース】キョロロの森(バードピア須山)から光間を通り、松口地内約3㌔を探鳥します。
【その他】探鳥後、鳥合わせをして解散します。
【定員】20名

こども探鳥会の様子

双眼鏡や望遠鏡で野鳥を観察したり写真撮影する様子

サシバ

コチドリ

オオヨシキリ

ホトトギス

ノジコ

アオサギ

ニホンカモシカ

 

【未来のヒントを里山で探そう!】森のめぐみでカトラリーづくり

\未来のヒントを里山の自然で探ろう!/
今年開館20年目を迎えるキョロロでは、里山の自然の中での様々な体験を通じて「
持続可能な社会づくり」のヒントを探れるよう、現在ソフト・ハード面でのフィールド整備を進めています。
里山の自然にはどんな課題があるんだろう?その解決には、自分はどんな行動ができるだろう?多様な生き物、自然の循環を教材に、自然のめぐみを実感できる体験イベントを実施していきます。
「森のめぐみでカトラリーづくり」は、里山整備で木を伐り、生じた枝を材料にした道具作り体験を通じて、自然のめぐみについて考えるイベントです。
里山の課題解決の行動の舞台として、皆で楽しく里山整備活動を行いながら、未来のヒントを里山で探ってみませんか。

【内容】里山保全活動のための間伐作業体験と、生じた間伐木の枝を利用したスプーン、フォークなどのカトラリーづくり。
【日時】2022年7月9日(土)9-12時
【会場】キョロロの森管理棟周辺 
※集合キョロロ
【定員】20名(事前申込制)
【参加費】500円(友の会:高校生以上200円、小中学生100円)、未就学児無料

間伐した里山の木を持ち手にしたスプーンやフォークをつくります。


里山整備で間伐体験

<大地の芸術祭2022特別企画ワークショップ>新種創造!プラモ虫を作ろう。

\新種創造!プラモ虫を作ろう/
現在「大地の芸術祭2022」が開催中です。特別企画として、大地の芸術祭アーティスト橋本典久氏を講師に、ワークショップ「新種創造!プラモ虫をつくろう」を開催します。
プラモデルのパーツ使って、説明書無視のオリジナル昆虫を作ります。種名をつけたり、野外で撮影したり、楽しい生態を考え、キミだけの新種を創造しましょう!

【講師】:橋本典久氏(大地の芸術祭アーティスト)
【内容】:プラモデルのパーツ使って、説明書無視のオリジナル昆虫を作る。種名をつけたり、野外で撮影したり、楽しい生態を考える。
【日時】:2022年7月10日(日)10-12時 【会場】キョロロ多目的ホール
【定員】:10組(事前申込制
【材料費】:700円(別途入館料必要)
【その他】:作ったプラモ虫はキョロロに一定期間展示し来館者が鑑賞できる(希望者)