GWはキョロロで里山の自然を五感で体験しよう!

\GWはキョロロで里山の自然を五感で体験しよう!/
美人林の新緑も美しい時期となりました。ゴールデンウィークは「森の学校」キョロロで、里山の自然を五感で思いっきり体験してください!
GWの企画展・体験イベントは以下のラインナップです。

【企画展】7/7(日)まで開催中
・しらべてまもろう!里山の植物
・発信!私たちの地域自慢「市内小中学校学習成果展示」

【体験イベント】
4月27日(土)5:00-8:00「定例探鳥会(定員なし)」
4月27日(土)10:00-12:00「ビオトープのモニタリング調査【里山の生き物サポーターズ①】(定員20名)」定員間近
4月28日(日)10:30-12:00「里山の生き物探検(定員20名)」満員御礼
4月29日(月祝)10:30-12:00「山菜探し(1回目)(定員20名)」満員御礼
5月3日(金祝)10:30-12:00「標本づくり体験:チョウの翅(定員15名)」
5月3日(金祝)19:00-20:30「夜の里山探検(定員30名)」
5月4日(土)10:00-12:00「ブナの森のようちえん(定員10組)」満員御礼
5月5日(日10:30-12:00「里山の生き物探検(定員20名)」満員御礼
5月6日(月祝)10:30-12:00「山菜さがし(2回目)(定員20名)」
※予約状況は5月5日現在のものです。
※今年から「里山の生き物探検」の開催時間が10:30-12:00となりました。



【館内体験コーナー】
・【セルフ木工体験】森のカトラリーづくり&輪切りの木クラフト
・キョロロからの挑戦状:ワークシートで自然の謎解きに出発だ!
・里山の生き物の絵を描こう!お絵描きコーナー

皆様のご来館をお待ちしております!

【第1回】ゲンゴロウ相調査【市民協働調査】

本日、新たな市民協働調査「ゲンゴロウ相調査」の第1回を開催しました。今回の調査は「〇〇しらべ」シリーズではなく、あえて「調査」と銘打ち、参加条件を設けました。つまり、ちょっとガチっています。

最初に調査の趣旨、調査方法、注意事項などを説明しました。水辺の調査なので危険も伴うこともありますので、安全な調査を心がけます。

そして、胴長靴・長靴を装着、網を持って出発です。

ゲンゴロウ類を探します!

探します!!

探します!!!


採集したゲンゴロウは毒ビン(酢酸エチル入りのサンプル管)に入れて締め、タトウのうえで展足し、乾燥標本にします。

今回の成果として8種のゲンゴロウ類が採集されました:コツブゲンゴロウ、ヒメケシゲンゴロウ、チビゲンゴロウ、ツブゲンゴロウ、ヒメゲンゴロウ、オオヒメゲンゴロウ、クロマメゲンゴロウ、マルガタゲンゴロウ。まだオスのゲニ(交尾器)をしっかりと確認していませんので、同定結果は変わる可能性があります。

こんな感じの流れで、10時~15時という長丁場の調査となりました。遠方からも参加していただき、大変だったかと思いますが、丸一日調査お疲れでした!

【衣替え中】ブチ模様のトウホクノウサギ登場!

まだ所々に雪の残るキョロロですが、気温や動植物はすっかり春らしくなってきました。ハナアブやハナバチが冬眠から目覚めて飛び回り、ブナの芽吹きは盛りを迎えています。そんな時期にキョロロの裏手を臨むアクリル製の大窓から今の季節を象徴するような動物がかわいらしい姿を見せてくれました。

白と茶色のブチ模様のトウホクノウサギ Lepus brachyurus angustidens です。トウホクノウサギは冬期は真っ白な体毛をしていますが、夏期は茶色の体毛に生え変わります。この個体はちょうど体毛が生え変わる途中なのだと考えられ、特に脚の体毛はまだ冬らしい装いでした。

このウサギはしばらく窓の外からキョロロの中を覗いた後、走り去っていきました。普段人前に姿を現す機会が少ないウサギをじっくり観察する貴重な時間を体験できました。