【ブナの森づくり】植樹体験イベント(11/12)のご案内

多雪地域に多いブナは、松之山では身近な里山の樹木です。雪国の里山の暮らしと深いかかわりがあり、ブナの森の役割や重要性を学びながら、里山の森づくりをこれまで継続してきました。今年も約100本のブナを植樹し、ブナの森づくりを進めていきます。あわせてこれまでに植樹したブナの手入れをし、ブナの苗畑での育樹作業も予定しています。参加者の皆さんには記念品もご用意しています。ブナの森づくりに皆様のご協力をお願いいたします。

【開催日時】2023年11月12日(日)10:00-12:00
【会場】「森の学校」キョロロ
【定員】事前申し込みをお願いいたします。
【主催】松之山ブナの里づくり実行委員会
【共催】「森の学校」キョロロ・キョロロ友の会
【協賛】公益財団法人国土緑化推進機構・松之山自治振興会

キョロロでは植樹・間伐・育林などブナを中心とした里山の森づくり活動を体験メニューや地域の方々との活動の中で実践してます。
植樹の際に気を付けていることは「種子・苗の地産地消」です。長距離移動できない植物には、長い時間の中で個々の環境に適応しながら、地理的に遺伝的な違いが生じています。
人為的な植樹によって、地域の植物がもともと持っている集団の遺伝的な特徴を壊さないよう、地域産の種子や苗の確保に努めています。
<参考>広葉樹の種苗の移動に関する遺伝的ガイドライン
https://www.ffpri.affrc.go.jp/pubs/chukiseika/documents/2nd-chukiseika20.pdf


▲2017年のブナの植樹の様子

【ドングリと一緒に駆け抜けろ!】どんぐりコロコロコース設置。

\どんぐりコロコロしませんか?/
里山の森を歩くと足元にドングリが見られる季節になりました。
今年も、キョロロの玄関前の斜面を利用して、全長約20mのどんぐりコロコロコースを設置しました。
どんぐり遊びで秋の里山の自然をお楽しみください♪



【開催日】11月中旬までの開館日の開館時間
ぜひキョロロでどんぐりコロコロしてみませんか?ドングリと一緒に駆け抜けてください!

※ドングリを拾いにキョロロの森内に入る際は、ご入館後入山手続きをお願いします。
※雨天時は中止となります。

こども探鳥会の報告と10月の定例探鳥会のご案内

10月のこども探鳥会の報告

令和5年10月14日(土)午前8時から9時30分 天気:晴れ 気温:9℃ 参加者 大人7人、小学生5人

探鳥会開始時の気温が9℃と冷え込む秋の装いの中での気持ちの良い探鳥会だった。

観察を始め、グラウンドでハクセキレイの採餌の様子を観察していると、別の鳥が桜の木に止まる。望遠鏡で確認するとビンズイであった。しばらくするとグラウンドに下りて採餌を始めた。この地域では、秋と春先に確認している漂鳥である、久しぶりの確認である。

ススキの中を群れで移動するスズメや、野草の茎に止まる移動途中のノビタキ、スギの梢にハシボソガラスを観察しながら巳の下線を進んだ。

南への移動の途中であると思われる夏鳥のメボソムシクイも確認できた。

ビンズイ、ノビタキ、メボソムシクイなど季節の変わり目に移動する鳥を確認できた探鳥会であった。

確認種 21種

 キジバト、コゲラ、アカゲラ、アオゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュカラ、ヒヨドリ、メボソムシクイ、メジロ、ムクドリ、ノビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ビンズイ、カワラヒワ、ホオジロ

探鳥会で撮影された画像

ビンズイ 村山撮影

ビンズイ 楓撮影

ハシボソガラス 村山撮影

ノビタキ 村山撮影

ホオジロ 村山撮影

コゲラ 村山撮影

ウルシの実をついばむコゲラ

探鳥会の様子 髙橋撮影

自然観察も満喫 髙橋撮影

 

 10月の定例探鳥会のご案内

松之山野鳥愛護会と「森の学校」キョロロの市民協働調査でもある10月の定例探鳥会をご案内します。

【日 時】令和5年10月28日(土)午前6時〜9時

【集合地】「森の学校」キョロロ駐車場

【日 程】午前6時 探鳥会開始

探鳥会に続いて、鳥合わせ・情報交換

      午前9時 終了予定

【申し込み】「森の学校」キョロロ

最近の野鳥写真から

カイツブリ 樋口撮影

ジョウビタキ マユミの実を食べに来たジョウビタキ雌 19日初認 村山撮影

 ツグミ 23日初認 村山撮影

ツグミ 庭に10羽ほどの群れで降りて採餌 24日 村山撮影

コゲラ 村山撮影
 

ヤマガラ 村山撮影