2023年 5月 24日at 4:49 PM kyororo
5月13日に行われたこども野鳥の会の探鳥会の結果を報告します。
午前8時から9時30分
天気:晴れ
参加者 大人16人、小学生16人、幼児1人
好天に恵まれたこども探鳥会は、野鳥だけでなくカエルやヘビや虫などたくさんの生き物観察会となりました。
まつのやま学園のグランドにはコチドリが観察でき、産卵場所を探しているようでした。夏鳥のサンショウクイ、ノジコ、オオルリ、サシバ、ツツドリ、キビタキの声を聴きながらの探鳥会は楽しかったです。
用水池の淵では、地元の農家さんがカルガモの巣を見つけ案内してくださいました。10個の卵を確認できました。
ドドドドっというヤマドリの羽打ちも聞くことができました。オスが羽を打つ音で、母衣打ち(ほろうち)、ドラミングとも言います。
観察路で見つかったヒミズの死骸にはみんな興味津々でした。
途中で大きなシマヘビが現れ、みんなが体に障っていました。
また、田んぼの稲株にシュレーゲルアオガエルの卵塊も見られ、こどもたちは目を輝かせていました。
29種もの野鳥を確認できた意義あるこども探鳥会でした。
確認できた鳥 29種
ヤマドリ、カルガモ、キジバト、アオサギ、ツツドリ、コチドリ、サシバ、カワセミ、アオゲラ、サンショウクイ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、キビタキ、オオルリ、ニュウナイスズメ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、イカル、ホオジロ、ノジコ
当日の写真から
サシバ 髙橋撮影
![](http://www.matsunoyama.com/kyororo/blog/wp-content/uploads/094A7602Aサシバ髙橋一浩20230513-460x345.jpg)
コチドリ 髙橋(小4)撮影
![](http://www.matsunoyama.com/kyororo/blog/wp-content/uploads/IMG_2303aJPGコチドリ髙橋楓20230513こども探鳥会-460x345.jpg)
ノジコ 村山撮影
![](http://www.matsunoyama.com/kyororo/blog/wp-content/uploads/DSCN7511ノジコこども探鳥会20230513-460x345.jpg)
カルガモの卵 髙橋(小4)撮影
![](http://www.matsunoyama.com/kyororo/blog/wp-content/uploads/image5カルガモの卵20230513.jpeg)
ヒミズの死骸 村山撮影
![](http://www.matsunoyama.com/kyororo/blog/wp-content/uploads/DSCN7502アズマモグラ20230513こども探鳥会-460x345.jpg)
シマヘビを触る子供たち 斎藤撮影
![](http://www.matsunoyama.com/kyororo/blog/wp-content/uploads/image3シマヘビを触る子供たちこども探鳥会20230513-460x345.jpg)
シュレーゲルアオガエルの卵塊 村山撮影
![](http://www.matsunoyama.com/kyororo/blog/wp-content/uploads/DSCN7522シュレーゲルアオガエルの卵塊20230513こども探鳥会-460x345.jpg)
観察会の様子 斎藤撮影
![](http://www.matsunoyama.com/kyororo/blog/wp-content/uploads/image15こども探鳥会の様子20230513-460x345.jpeg)
最後の鳥合わせ 斎藤撮影
![](http://www.matsunoyama.com/kyororo/blog/wp-content/uploads/image1-1-460x345.jpeg)
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2023年 5月 24日at 1:11 PM kyororo
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2023年 5月 23日at 1:00 PM kyororo
5/20(土)に夜間の里山で活動する生き物を観察する、「夜の里山探検」を開催しました。水辺の生き物を懐中電灯で探したり、ライトトラップで夜行性の昆虫を集めたりして、その行動を観察しました。
この時期は日が沈むと途端にカエルの鳴き声が響き始めます。キョロロの田んぼやため池ではトノサマガエルやツチガエルなどの様々なカエルの合唱が聞こえました。特にアマガエルの大合唱はこちらの声が聞こえなくなるほどの大音響でした。森の中の池ではモリアオガエルの鳴き声も聞こえました。残念ながら産卵の様子は観察できませんでしたが、近日中に卵塊が木の枝の上で見られるようになるのではないでしょうか。その他にもトノサマガエルやモリアオガエル、オオコオイムシ、ミズカマキリ、ガムシなどが夜の水辺でじっとしている様子を観察できました。昼間と違ってほとんど逃げないため、素手でそうした生き物を捕まえることもできました。
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田んぼの中にはトノサマガエルやモリアオガエルが見つかりました。近づいても逃げないか、逃げてもすぐに岸辺に戻ってきます。カエルの夜間視力は人間よりもずっと良いので私たちが見えていないということは無いはずなのですが、どうして昼と夜でこんなにも行動に差が出るのでしょうか。
![](http://www.matsunoyama.com/kyororo/blog/wp-content/uploads/P5200850-460x345.jpg)
枯葉が積もった水溜りにはヤマアカガエルやニホンアカガエルカエルが隠れていることもあります。これらのカエルも昼間よりも夜間の方がずっと簡単に捕まえられます。
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今回の夜の里山探検ではライトトラップのシステムを大幅に変更。多少の雨でも設置できるように、タープテントを利用したライトトラップにしてみました。水銀灯の光を当てた白布には多数のモンカゲロウの仲間(モンカゲロウやトウヨウモンカゲロウ)が集まった他、甲虫の一種であるジョウカイボンや様々なガ、ガガンボなどの多数の昆虫が観察できました。
![](http://www.matsunoyama.com/kyororo/blog/wp-content/uploads/P5200861-460x345.jpg)
白布だけでなくテントの屋根の内側にも多数の昆虫が集まりました。興味深いことに白布とテントの屋根でそれぞれ集まっている昆虫が微妙に異なっていました。
次回の夜の里山探検は6/3(土)に開催します。当日は現在行っている企画展と関連した特別イベント「舘野鴻さんトークショー&観察会」も開催いたします。どちらもまだ定員に達していませんので是非ご予約下さい。
![](http://www.matsunoyama.com/kyororo/blog/wp-content/uploads/トークショー観察会のチラシ_rev-325x460.jpg)
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