いろんな生き物が集まってきた!水辺ビオトープづくり:里山の生き物サポーターズ①

\いろんな生き物が集まってきました!/
「里山の生き物サポーターズ」は里山管理活動と連動した市民参加型生物多様性保全活動です。里山の田んぼ、ため池、森、草地をフィールドにした里山管理活動を通して、みんなで楽しく生き物が暮らしやすい環境の創出や維持を目指しています。4月は昨年みんなで作った水辺ビオトープを拡張します。アカガエルの産卵も
確認できました(2023/4/4)!
【テーマ】水辺ビオトープづくり
昨年作成したビオトープを拡張し、流水&止水環境を含んだ水辺ビオトープを作ります。
【日時】2022年4月23日(日)13:30~15:30
【参加費】無料
【定員】20名(事前予約制)

<里山の生き物サポーターズ>
キョロロでは里山管理活動と連動した市民参加型の生物多様性保全活動「里山の生き物サポーターズ」を実施しています。木を伐る、草を刈る、水環境を管理するといった伝統的な里山管理が、多くの生物の生息環境の創出や維持につながることに注目し、「里山の生物多様性の保全」という目標を共有し、自然のめぐみも楽しみながら里山管理活動を参加者の皆さんと実践するものです。
近年、国連が掲げる「SDGs(持続可能な開発目標)」の達成に向けて、私たちの生存の基本である衣食住を担う「生態系サービス(生態系からの恵み)」の持続可能性が、重要なテーマとして認識されています。人間活動の影響を受けて持続的に維持されてきた里山は、持続可能な社会形成に向けた環境-人間のつながりを考える上で、実践的な学びや行動の舞台として適した場所の一つだと私たちは考えます。「里山の生き物サポーターズ」は、里山の生物多様性の保全を目的に誰もが参加できるボランティア参加型のイベントです。里山に関わる一人一人の行動が、里山の持続的な暮らしと生物多様性のつながりの実感に結び付き、里山の生物多様性の保全やその達成に向けた教育資源となることを期待しています。

絵本作家舘野鴻さんトークショー&生き物観察会(5月)

\舘野鴻さんトークショー&観察会/
開館20周年春季企画展「舘野鴻絵本原画展 うまれて しんで、-めぐる命のものがたり-」に関連して、絵本作家舘野さんにお越しいただきトークショーと野外観察会を開催します。自然のこと、命のこと、絵を描くこと、どんなお話がお聞きできるか楽しみです!5月は菌類の専門家である筑波大学菅平高原実験所 出川洋介准教授をスペシャルゲストにお迎えします。
【開催日】5月7日(日)、6月3日(土)、7月1日(土)
【時間】10:00~15:00 ※11:30‐13:00休憩
【参加費】入館料のみ
【定員】30名
【スペシャルゲスト】
5月:筑波大学菅平高原実験所 出川洋介准教授
6月:昆虫はかせネットワーク 鈴木誠治代表
7月:未定

▲企画展「うまれて しんで、-めぐつ命のものがたり-」開催中


▲絵本作家 舘野鴻さん


▲ギャラリートーク(企画展「ぎふちょう」2014年)

▲観察会(2014年)

こども探鳥会の報告と4月の定例探鳥会の案内

こども探鳥会の報告

今年第1回目のこども野鳥の会主催探鳥会が令和5年4月8日(土)午前8時から9時30分に行われました。

天気:曇り 参加者 大人11人、小学生8人、幼児1人

雨が上がりの肌寒い曇り空の探鳥会でしたが、新潟市や上越市など市内外から6組の家族が参加しました。冬鳥と夏鳥が混じる楽しい探鳥会でした。

雪が残る校庭のサクラが満開になり、花が散り始めていました。また、ヤナギも芽吹き、その花には鳥や虫が集まっていました。

ウグイスが鳴き、サクラにヒヨドリやスズメ、メジロがやってきて盛んに蜜を吸っていました。少し離れたところを猛禽類が飛び、スギの梢に止まったのは夏鳥のサシバでした。今年初めての目撃です。

冬鳥のカシラダカがにぎやかな声でさえずったり、アトリの70羽を超える大きな群れが頭上を飛んだりしていました。

雪が残る中、サクラが満開の光景に感動しながら27種類もの野鳥を確認することができた実り多い探鳥会でした。

 

確認できた鳥

 オシドリ、カルガモ、キジバト、コチドリサシバ、アカゲラ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ゴジュウカラ、ムクドリ、ジョウビタキニュウナイスズメ、スズメ、ハクセキレイ、アトリ、カワラヒワ、イカル、ホオジロ、カシラダカ 赤字:冬鳥 青字:夏鳥

当日の様子

カシラダカ 高橋(小3)撮影

ホオジロ 高橋(小3)撮影

サシバ

ムクドリ 高橋(小3)撮影

カワラヒワ 高橋(小3)撮影

ニュウナイスズメ 

鳥合わせの様子

4月の定例探鳥会のご案内

松之山野鳥愛護会と「森の学校」キョロロの市民協働調査でもある4月の定例探鳥会をご案内します。

【日 時】 令和5年4月22日(土)午前5時〜
【集合地】 「森の学校」キョロロ駐車場
【日 程】 午前5時 探鳥会開始
                探鳥会に続いて、鳥合わせ・情報交換
      8時 終了予定
【定 員】 無し

ほぼ雪が消え、春の草花が咲いている野山や集落内を探鳥します。

新緑のブナがまぶしく、路傍には春の草花が美しく咲いています。

夏鳥が渡ってきて美しい声でさえずったり、残っている冬鳥の観察ができたりと趣が豊富です。

野鳥の宝庫松之山の春の探鳥会をお楽しみください。

最近の写真をご紹介します。

最近数が増えてきたムクドリ

飛来した夏鳥のツバメ

渓流の貴婦人と呼ばれるキセキレイ

しきりにエサを探すモズ

アオサギが大きなコロニーを作り始めています