【ショートムービー】春の里山の自然(十日町市松之山)-雪があるうちから始まる里山の春-

\雪があるうちから始まる里山の春/
キョロロのYoutubeチャンネルでは【四季の里山の自然映像シリーズ】で各季節の生き物たちの様子をご紹介してます。
ブナの新緑、根開けなど、松之山の春は、まだたくさんの雪が残るうちから始まります。
田んぼやため池では両生類の産卵が、森では夏鳥の子育てが始まる、生き物たちのにぎやかな季節の始まりです。


【英語バージョン】https://www.youtube.com/watch?v=CsfkX_01Txc

美人林のブナの芽吹きが始まる

例年より早く美人林のブナの芽吹きが始まり、展葉が進んでいます(2023年4月7日撮影)。
暖かい日が続き林内の残雪は少なくなり、既に地面が出ている部分も増えてきました。


▲美人林入口の標柱付近

▲開葉が進むブナ

▲ブナの根開け。雪が残る部分はだいぶ少なくなってきました。

▲駐車場の桜も満開に近づいてきています。

▲4月2日の残雪と根開けの様子。ここ数日でだいぶ雪が消え地面が見えてきました。

【美人林の池について】
2023年3月23日、美人林内のため池脇の遊歩道(堰堤)の下部分が崩れため池の水がすべて流出しました。現在、遊歩道の両側には進入禁止のバリケードがあります。ため池があった部分はとても深く危険ですので近寄らないようお気を付けください。現在、復旧の目途はたっておりません。

定例探鳥会の報告とこども探鳥会のご案内

★3月25日(土)定例探鳥会の報告★
午前5時30分から8時30分まで キョロロの森から松口地内周回コース(約3㎞)
天気曇り、気温4℃、積雪116㎝、参加者大人11名、小人1名
確認出現種 28種:
オシドリ、マガモ、キジバト、トビ、オオタカ、フクロウ、コゲラ、オオアカゲラ、アオゲラ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、エナガ、メジロ、ゴジュウカラ、ムクドリ、カワガラス、ジョウビタキ、スズメ、キセキレイ、アトリ、カワラヒワ、マヒワ、ホオジロ、カシラダカ
冬鳥が5種確認できた残雪1mあまりの雪原での探鳥会を楽しんだ。ゴジュウカラの変化のある鳴き声を十分味わえた。夏鳥の初確認を期待したが確認できなかった。松口橋付近では、冬鳥のマガモが一羽とオシドリの群れを確認した。道路脇では、ホオジロやカシラダカが草の実などを啄んでいる様子が見られた。

当日撮影された野鳥

オシドリ

オシドリ

オオタカ

オオアカゲラ

カケス

ムクドリ

キセキレイ


★こども探鳥会のご案内★
今年も4月から11月まで、松之山こども野鳥の会主催の「こども探鳥会」を毎月第2土曜日に実施します。
掲載のこども野鳥の会の入会案内をご覧ください(地域を問いません)。

★4月のこども探鳥会のご案内★
【日時】令和5年4月8日(土)午前8時〜9時30分
【集合】まつのやま学園駐車場 雨天の場合はまつのやま学園のピロティ
【探鳥コース】まつのやま学園周辺
【その他】小学3年生以下は保護者同伴でお願いします。
     探鳥後、鳥合わせをして解散します。
    「森の学校」キョロロにお申し込みください。
     問い合わせ先 「森の学校」キョロロへ 電話025-595-8311

★今年確認できた夏鳥★
ツバメ、サシバ、コチドリ、ニュウナイスズメなどです。
次々と夏鳥が渡ってきます。楽しみですね。